股間に人面瘡ができてしまった女性の日々を通して、性や愛の本質とは何かを描いた姫野カオルコの小説を、グラビアアイドルや女優として活躍する岩佐真悠子の主演で映画化。天涯孤独で修道院育ち、汚れを知らないフランチェス子は、大人になって社会に出てからも、どうして男女が付き合い、セックスをするのかという疑問に悶々とした毎日を送る。そんなある日、フランチェス子の股間に人面瘡ができ、フランチェス子を口汚くののしってくる。それでもフランチェス子は、その人面瘡を「古賀さん」と名付け、健気に共生する道を模索するが……。